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鳴子工房について

鳴子工房について

鳴子工房について

40年以上、
鳴子づくりを行っています。

鳴子工房へお越しくださりありがとうございます。鳴子工房は社会福祉法人「小高坂更生センター」が運営する鳴子販売ネットショップです。

「小高坂更生センター」は高知県内の身体障害者授産施設として、最も歴史のある民設民営施設です。昭和55年より鳴子作りを手がけ、物づくりを通 して「土佐のよさこい文化」にも寄与できるよう、皆でがんばっています。

小高坂更生センターの外観写真

違いを感じてみてください

高知県産ヒノキを使い、一つ一つ丁寧に手作りで作業をしています。鳴子作りは繊細な作業の連続です。工程を細かく分けることにより、丈夫でこだわりのある商品が完成します。伝統的な形・色・音にこだわり、他社の鳴子には見られない一手間が加えられています。ぜひ一度手に取っていただき、その違いを感じてみてください。

鳴子の品質検査をしている写真
鳴子組立教室
イベントでの鳴子販売
福祉施設・保育・幼稚園・小学校の施設
鳴子工房のオリジナル キッズ鳴子

ニーズに合わせたオリジナル鳴子

現在は伝統的な鳴子の他に、さまざまなニーズに合わせたオリジナル鳴子の制作も多数手掛けています。よさこい祭りが全国に広がり、祭りの在り方も多種多様です。お客さまの要望に合わせた鳴子の製作にも力を入れていますので、お気軽にお問い合わせください。鳴子工房こだかさは、これからも一般企業に負けない鳴子作りを目指してまいります。

鳴子工房のオリジナル 白木鳴子
鳴子工房のオリジナル 焼印鳴子
鳴子工房のオリジナル カラーチョイス

鳴子づくりのこだわり

手づくりの良さ、職人の技。

よさこいを愛し、鳴子を愛し、
高知の木を愛している人の集まりです。

よさこい祭りから始まり、全国に広がった鳴子の輪。各地のチーム・団体のさまざまな要望に応え、鳴子づくりをしている小高坂更生センター。身体に障害のある人たちが、それぞれ得意な作業を受け持ち、 年間約6万組の鳴子を製作しています。

手作業で丁寧に鳴子の塗装をしている写真

鳴子ができるまでの流れ

1. 木造

桧の四分板を削り、厚みを整えた後、鳴子の幅にひき割り、しゃもじの形に粗切りする。

2. 型抜き

荒切りされたしゃもじに穴を開け、角の丸面を付けて仕上げ削りをする。

3. 塗装

表面と裏面を上塗りし、しゃもじのフチを塗る。

4. 組立

桧の四分板を削り、厚みを整えた後、鳴子の幅にひき割り、しゃもじの形に粗切りする。

5. 検品

粗切りされたしゃもじに穴を開け、角の丸面を付けて仕上げ削りをする。

へのこだわり。

全て手作りの作業ですので1本1本の鳴子を繊細に仕上げていきます。そして検品。そこで合格した鳴子だけが出荷されます。

鳴子工房の鳴子をお使いのチームさんからよく「良い音ですね。」と声をかけられます。鳴子工房では鳴子の材料のほとんどに高知県産の桧を使い、高知の刺さるような日差しの中で十分に乾燥させています。乾燥も良い音の条件ですが、まだまだ・・・鳴子工房の鳴子の音の秘密はバチにあります。鳴子のバチを両側に開いたとき、3本のバチが同じ角度で開いています。3本のバチが揃っているのでしゃもじ(本体)に3本が同時に当り大きな音になります。そういったこだわりを持ちながら皆さまに良い鳴子をご提供しています。

角度の揃ったバチ
カット作業

バチの角度はコンピューター制御の機械で切ります。

穴あけ作業

バチの穴あけは一本一本丁寧に穴位置を揃えて開けていきます。

組立

バチの組立は3本のバチが揃うまでバチを交換する作業を繰り返します。

デザインのこだわり。

焼印のこだわり

焼印鳴子は今人気のオリジナル鳴子です。職人が一つ一つ丁寧に焼く焼印は味があり、木目を生かした温かい仕上がりは素朴でありながら個性的。焼印の判は繰り返し使えますので大変お得です。デザインの相談やお見積もりも承ります。

焼印鳴子の製作写真

プリントのこだわり

グラデーションや写真の印刷も可能。鮮やかな美しい色と立体的な質感はチーム名やロゴを力強く表現できます。また、直射日光や水分への耐久性にも優れているので、鳴子だけでなくフォトコンテストの記念品などにもご利用いただけます。

カラープリント鳴子の製作写真

色へのこだわり

人気のパステルカラー、ビビットカラー、定番カラーにラメもご用意しています。 特注カラーは国家資格を持った塗料調色技能士が自信を持ってお客様のご要望にお応えいたします。「衣装の色に合わせたい」「チームカラーの鳴子が欲しい」など何でもご相談ください。

よさこい鳴子について

鳴子のルーツ

鳴子は、もともと稲穂に群がる害鳥(雀など)を追い払う目的で縄などに板や小さな竹などを吊り下げて、揺らして音を出す農具として作られました。 その後、手に持つように改良されて、よさこい鳴子踊りの必需品になりました。2つ一組で使われ、踊り子は踊りに合わせ、楽器のように鳴らしながら舞います。その姿が綺麗なチームほど賞に近いと言われています。

「朱色のしゃもじ形の台に黒と黄色のバチ」というのが伝統的な形ですが、近年では、各チームでオリジナルの色や形にアレンジして使用しています。

当時の鳴子を再現したもの

よさこい祭りと鳴子

よさこい祭は、昭和29年に戦後の混乱と復興の動きの中で、高知市商工会議所が中心となり、市民のレクリエーションと県外からの観光客誘致を目的に始まりました。 その中で歌われる「よさこい鳴子踊り(音楽家 武政英作先生の作詞作曲)」を用いて、両手に鳴子を持って踊る以外、踊り方や衣装は全く自由という南国土佐らしい自由奔放な祭りとして発展しています。最近ではよさこい祭も、県外へと広がり、北海道札幌市のYOSAKOIソーラン祭りなど、町おこし・村おこしのイベントとして、数多くの自治体や団体などで取り入れられるようになりました。

当時の鳴子を再現したもの
伝統的な形の鳴子
高知のよさこいチーム「ほにや」

よさこい祭りの必携ツールとして、全国に広まっています。

鳴子を振ると初めての人でも自然に音楽に乗ることができ、県外の観光客が飛び入りでよさこい踊りに参加しても、鳴子を持てば自然とよさこい踊りになってしまいますから不思議です。こうした鳴子の乗りの良さが認められ、全国各地でイベントの必須アイテムとして取り入れられるようになったのです。そして、鳴子もよさこい祭りの必携のツールとして、全国に広まりつつあります。

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